たまだーの blog

タイ王国駐在中のサラリーマンです。ライターとしてマネー系、金融について主に執筆しています。お仕事もブログやTwitterから絶賛募集中。経験談を綴ります。

ランサーズクライアントとの為になるやり取りを晒してみる件② SEO編

こんばんはたまだーです。

 

9月は副業ライターとして地味に月5万円を稼ぎました。

本業はタイの駐在員サラリーマンでして、なかなかハードな仕事をこなしながらの達成を密かに喜んでいます。

 

さて、先日こんな記事を掲載しました。

 

thammadaa.hatenablog.com

 

ランサーズで熱い金融ブログを運営しているアフィリエーターの方の案件にぶち当たったのですが、メッセージのやりとりが面白かったので誰かのタメになるかもと思い、

 

ライターのプロフィールや提案文をクライアント側はどう考えているか?ブログは?

 

との問いを立ててみて、それに対するクライアントの考えをまとめてみました。

興味ある方は上のリンクから飛んでみてください。

 

 

今回はそれに続いて、クライアントから発せられた気になる言葉をフィーチャーしつつ、今後のライターとしての立ち位置について考えていきたいと思います。

 

今回の話はSEOです。

 

日々、情報が更新され、ネット上の住民を悩ませるお騒がせな彼(彼女)について、忌憚なき意見をもらいました。

謎多きSEOですが、直接関わられているアフィリエーターがどう考えているのかが垣間見れると思います。

 

ということで今回のテーマは

 

 アフィリエーターはSEOについてどう考えているか?ライターはそれに対してどう振る舞うべきか?

 

です。

 

結論 SEOに依存しすぎるのは危険とアフィリエーターは考えている

   ライターはSEOを知りつつ、独自性を出せると喜ばれる

 

 

ランサーズ内のメッセージのスクショを見てみる

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文字がちょっと小さいので下に引用します。

 

今、プロのアフィリエイターはランサーズで「SEOに強い」と言っているライターはあまり信用されていないと思います。(たまだーさんには熱意に負けたので(笑))

僕も何人かお願いしましたが、キーワードが不自然だったり無難な言葉しか書いていなかったり。おそらく一昔前のSEO知識のままなのかなって思うのです。

求められるのは、文章力・商品知識のバランスがあり、ユーザーファーストの記事を書ける方です。 

 

いきなりドキッとする指摘ですが、かなり核心をついてきている感じがします。

僕は本を一冊読んだ程度、他の方のブログやTwitterで学んだ程度なので、さほどSEO

は詳しくないのですが、「googleの求めるweb上の記事の質が日々変化してきている」ことくらいはキャッチアップしています。

 

で、このクライアントだけでなく、最近よく見聞きするようになったのが、

SEOに強い」だけではだめという話。

中には「SEO無視して完全オリジナルで構いません」という人もいるくらい・・・

流石にやりすぎなんじゃという気もしますが・・・

 

でもそれくらい、SEOに対応するためのみに書かれていた記事が多く、圏外へ吹き飛ばされているということなのでしょう。 

 

 「キーワードが不自然」「無難な言葉」という指摘からも、SEOに過度に依存したライターと、アフィリエーターとのズレが生じていることが想像できます。

 

 

 

SEOについてアフィリエーターはこう考えている、ライターの対処法は?

 

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 アフィリエーターは辛いよ。。

 

もちろん、そのアフィリエーターに対して記事を提供する機会の多い我々ライターとしては、どう変化しているのか敏感にならなければならない訳です。

 

でも実際どうしたらいいのか?

 

いくつかキーワードが出てきていますのでもう1通メッセージを見ながら確認していきましょう。

 

 

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またまた小さいので下に引用します。

 

SEOについては僕らは生活に直結するので、非常に敏感なんですが最近は物凄い変化が起きています。

従来はキーワード数や被リンクだったものが、今ではユーザーの滞在時間だったり権威性・専門性なども重視されています。

特に3月、9月にグーグルで大きなアップデートがあり検索結果が公式サイト最優先になり、ここで権威性が重要視されているのが分かります。

ユーザーからすれば公式サイトを見たほうが安心ですから、グーグルの舵取りは間違っていないと思います。しかしネットで生計立てている人たちは、かなりのダメージを受けている模様です。

ダメージを受けているサイトや記事というのは、公式サイトで得られる情報を載せている所です。前述の通り公式サイトで賄えるならグーグルは公式を優先しますから負けるのです。

こうした現状を考えると、公式に打ち勝つのは事実上不可能なのですが、公式サイトが説明しきれていないユーザー目線での使い勝手や利便性をマニアックに説明することで、公式サイトが居ないブルーオーシャンで検索上位を得ることが出来、結果として記事も読まれることになります。

難しすぎるのもダメですが、eMAXIS Slimのように多少マニアックなものは、公式サイトには載っていないけど関連性はあるので最適でした。また、たまだーさんの記事は数字の根拠があって文章が読みやすく、初心者にも受け入れやすいと思います。

以上のことから
・公式サイトには載ってないけど関連性のあるキーワード
・誰でもわかり易い内容にする(教える感じ。説教しない(笑))
・興味を持たせて最後までしっかり読ませる
が今重要なSEOだと思います。

 

おお、何度読んでもすごくまとまっている。

僕がいちいち説明するまでもなく、日々奮闘されているアフィリエーターだということが伝わってきます。

 

僕がこのメッセージを読んで、ライターとしてこれは特に必要だなと思ったことは以下4つ。

 

・専門性(できれば権威も持ちたい)

・最後まで読ませる文章力

・真の意味でのキーワード

・クライアントが「SEO」と「個性的な記事」のあいだのどこに立っているか?

 

専門性

これは言うまでもないかもしれませんが、ただただ量産を狙って書かれたどうでもいいような記事は淘汰されやすくなるということですね。

しっかりとした専門性を身につけなければアフィリエーターはもちろん、ライターとしても継続的にやっていくことは難しくなってくるでしょう。

 

権威性についても、一長一短で身につけられるものではないかもしれませんが、アクセス数や継続日数などでコツコツやっていくことでしょう。

あと、有名な学者の論文などをきっちり引用すれば、その記事自体の権威もアップするとの情報も聞いいたことがあります。

 

最後まで読ませる文章力

これもページ滞在時間も見られている以上、欠かすことのできないスキルですね。

googleアナリステックを見てみても、ユーザーのページ滞在時間がきっちり出てきますから。

google先生は見ています笑、そして厳しい。

 

読ませる文体を磨く必要があるし、文章の装飾や配置、ひらがな・カタカナ・漢字の配分など、色々なテクニックを駆使する必要があります。

たまだー個人的には「なんか読まずにいられない、中毒性のある文章」を目指しています。

 

真の意味でのキーワード

上のメッセージで「不自然なキーワード」とあります。

googleやクライアントが求めるのとは違うキーワードを選んでしまうと、その時点でアウトということになり兼ねないのでしょう。

キーワード選定については僕も知識がまだまだ浅いので、実践を通じて養っていきます。

 

クライアントが「SEO」と「個性的な記事」のあいだのどこに立っているか?

googleがはっきりとした基準を示していない以上、SEOについては解釈にばらつきが出てくるのは当然です。

なかなか難しい問題かもしれませんが、「クライアントがどの程度SEOを信じているのか?」ライター側もSEOの知識を通じて感じ取ることが必要になってくるのではないかという気がします。

相性も重要ですね。

 

 

 ちゃんと利益出してるアフィリーターと仕事をする楽しさ

さて、今回もありがとうございました。

ここで結論をもう一度。

 

結論 SEOに依存しすぎるのは危険とアフィリエーターは考えている

   ライターはSEOを知りつつ、独自性を出せると喜ばれる

 

今回の案件は「お金もらいながら勉強させてもらった」非常にありがたい案件でした。

文字単価は2円で全部で2万字程書いたので4万円くらいはいただいた計算です。

結構な記事数を掲載されていたので、素朴でちょっと無礼な疑問を聞いてみました。

 

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 外注費を賄える利益を出している!

 

とのことでした。

お金を稼ぐことはもちろんですが、こういった熱いクライアント、アフィリエーターと仕事ができるのは本当に楽しいことです。

止められなくなりますね。。。

 

ではまた。