「生涯現役」と「副業解禁」が発するメタメッセージ
こんばんは、たまだーです。
今晩は、酔っ払っています。
(バンコク在住とは言え)俗に言うサザエさん症候群の類だとは思いますが、少し飲みすぎました。
飲みすぎたことの効用として、「普段何気なく考えていたことが明確化される」ということがたまにあります。
Jリーガーは酔っ払ったときにツイッターを使うことを禁じられているそうです。
なぜかというと、酔っ払って明確化された思考が「余計なこと」として吐き出されてしまうからです。
そうすると、品行方正を良しとされているスポーツマンらしからぬ毒を撒き散らしてしまい、結果として、云々かんぬん・・・
そうして厳しくクラブ側から罰せられた選手を何人か知っています。
でも僕は思うのですが、こういう酔っ払ったときとか、何気なく言い間違えたこととかに、物事の真理というのは見え隠れする、そんな気がしています。
選手は悪気があったのではないでしょう。ただ少し言い過ぎてしまっただけで・・・
繰り返しになりますが、今僕は酔っ払っています。
でも、1つ明確に思いついたことがあり、もしかするとそれが余計なこととしてカウントされるかもしれないと思いながら、この記事を書きます。
では、本題。
最近、政府から「生涯現役」とか、「副業解禁」とか少しこれまでと毛並みの違った言葉が発せられていることにお気づきの方も多いかと思います。
なんとなく、僕はこれに違和感を抱いています。
だって、一度ニュースを見れば、やれモリカケだ、やれ文書改ざんだ、やれ沖縄問題だ、やれ東京オリンピックは金がかからないだ、などなど、どうウガッタ見方をしてみてもウソや欺瞞にまみれた報道が目に付き、そんな政府の発する(特に積極的に発しているであろう)言葉には、やはり裏があるだろうと思ってしまうわけです。
タイトルにもある、「生涯現役」や「副業解禁」も例外ではないと思っています。
生涯現役って、響き良いですよね。
死ぬまで現役でいられるって、若々しくて、生命力にあふれていて、杖をついて井戸端会議なんかとも無縁で、死ぬまで18かよ!そんな風に思えます。
でも一度立ち止まってみてよーく考えてみると、それって「死ぬまで働け!」ってことだということがなんとなく透けて見えてきます。
仕事が生きがいで、好きな日本人はたくさんいます。それ自体は否定しません。
だけども、死ぬまで働くことが果たして幸せかというと、首を傾げざるを得ない、そんな気がします。
問題の本質は、仕事を辞めたらその先に楽しみがない、ということをすでに飛び越えて、「死ぬまで働かないと金足りないよ」ということだと思います。
少子高齢化はホントにシャレにならないほど進行しており、団塊ジュニアから下の世代は確実に割りを食うことは明白なわけですから。
一方同じ文脈で「副業解禁」も読み解くことができます。
これまで「新卒一括採用」、「社員=家族」、「終身雇用」をモットーとしてきたこの国やこの国の企業が、いきなり「副業解禁」なんてどう考えたったおかしいです。
だってそれって、一生家族である会社から離れて浮気しろっ!と言っているのと一緒ですから。。
「生涯現役」と「副業解禁」が意味するところは結局、「もう国や会社は面倒見切れないから、各々で頑張ってね!」という風に見えなくもありません。。。
残酷な話ではあります。
だからどうしたらいいか、今の僕には分からないのが正直なところです。
1つ確実なのは、この先個人で考え、個人で行動し、個人で責任を取る、
そういった働き方をする人が増えるということでしょう。
まとまらなくなってきました。
今日はここまで。
ではまた。