タイのウィスキー事情
タイのウィスキーは高い
ビールは安くておいしいのだけど・・・
って、思っている方、多くありませんか?
僕もその1人です。
日本でハイボールが流行り始めてかれこれ10数年、最初は「ハイボール?なにそれ?ウィスキーにソーダが入ってるだけでしょ?」と冷ややかな目で見ていた感がありましたが、メーカーの巧みなマーケティング戦略に乗せられたどうかもわからないまま、あっという間に定番化してしまいまいました。
それまで僕は、ビールが飽きたらジントニックとかジンバックとか、割とあっさり目のカクテルに流れるというパターンでしたが、最近は専ら、「ビールからハイボールへ」という新基軸が出来上がってそれが定番化しています。
直近では更に進んで「初めから最後までハイボール」なんてこともあったりします。
飽きないし、食事の邪魔にもならないので。。。
周りの酒好きの友達を見渡しても結構同じような人はたくさんいて、なにはともあれ、ウィスキーはおいしい!のですよ。
で、バンコク在住であったり、長期滞在であったり、はたまた旅行で来た方達をなやませるウィスキーの壁、それが価格です。。。。
実際の相場は??
レストランや飲み屋に行くとわかりやすいのですが、シーハやチャーンのようなタイのビールは大瓶で80~130バーツくらいで売られていることがほとんどです。
アサヒだとプラス20バーツくらいで、ジョッキだと100バーツ前後くらいのことが多いと実感しています。
ところがこれがハイボールとなると140バーツ~のところが多くなります。
これは見逃せませんね。
ビールの1,5倍ですから。
140バーツとなると490円です。
昨今の日本であれば400円くらい、安いところだと250円とかで出してくれるところも多々ありますからかなり身構えてしまうことも事実。。。
関税の力恐るべし。タイでタイ以外の国外文化に触れようとすると、本国と一緒かそれ以上の対価を払わなければならないため、なかなかの出費となります。
ボトルも調べてみた
スーパーで角瓶の価格を調べてみました。
最初に行ったスーパーでは795バーツ、後から行ったところは655バーツ(700ml)価格の付け方もだいぶバラツキがあって笑えますが、日本で一本1,500円くらいで買えることも考えるとどちらもやっぱり高い。
飲み屋で一杯140バーツなのもうなずけます。。。
海外の定番ブランドも調べてみた
因みに海外の定番銘柄も
・バランタインファイネスト 1L 899バーツ(日本だと1,800円くらい)
ブレンデッドスコッチウイスキー バランタイン ファイネスト40度 [ ウイスキー イギリス 700ml ]
- 出版社/メーカー: サントリー
- メディア: Wine
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・ジャックダニエル 700ml 1249バーツ(日本だと2,000円くらい)
とやっぱり割高。
これではハイボールがビールより少し安くて気軽にずっと飲んでられるという感覚ではなくなってきますね。特にタイではどうしてもシーハを基準に考えてしまいがちなので。
たまに行く空港の免税店で「贅沢品」として消費するのが正しい振る舞いなのか・・・
あきらめることなかれ、なぜか安いのもある。。安い銘柄を紹介
ボトルで高くても2,000円以内に抑えられないかなぁとうなだれ、このまま諦めて、さて帰ろうかなと踵を返そうとしたところ、おお、あるじゃないですか。
安いの!
そしてちゃんと愛すべきスコットランドの国旗が!!!
100PIPERS 700ml 399THB
GOLDEN STAG 1000ml 399THB
BLEND285 700ml 263THB
CLASMAN 700ml 399THB
はい、不勉強ですね。全部聞いたことも見たこともありませんでした。
軽くネット検索してみたところ、すべてスコティッシュであることには間違いなく、だとするとなんでこんなに他と比べて安いのだろうという当然の疑問も沸いて来ます。
まあとりあえず、安く買えるからいいかぁということで、一番安いBLEND285を購入早速家で開封。
まあまあおいしい。この値段なら全然OK。
263バーツなら全く問題ないという感想。
これはよかった。
でも、結局、こいつに助けられてる部分は否めないです。
そう、シーハが出してるソーダウォーター。
これが本当にすごい。
日本でも強炭酸が流行ってて、刺激が強いのが良しとされている風潮がありましすが、刺激的なものではタイのほうが本場。
このソーダウォーター、めっちゃ強炭酸です。
そして特筆すべきはその持続性。。。
ずっとしゅわしゅわ。
しばらくBLEND285とシーハソーダウォーターにお世話になります。。
今回はこの辺で。
では。